茶色の炭水化物を食べて健康に!?

2021年6月8日

現代は食生活の変化により、生活習慣病に代表される様々な疾患のリスクが高まっています。

そのような健康意識が高まる現代において、テレビやインターネットでは多くの健康食品やサプリメントが販売され、健康に関する大量の情報が溢れています。

ますます個々人の高い情報リテラシーが求められる中、適切な情報をキャッチできている人はそう多くないのはないでしょうか?

私たちが毎日体内に入れている食事も同様です。

怪しい情報に踊らされていることも多くありません。

今まで当たり前だと思っていたことが実は間違っていた!?ということも最新情報知らないことで起こってきます。

今回健康の最新情報を皆さんにお伝えしていきます。

白米は時代遅れ?

例えば、「白米」が良い例ではないかと思います。

みなさんは白米が体に良いと思ってませんか?

多くの日本人が子供の頃から当たり前に食べている白米や小麦粉は精製された「白い炭水化物」といわれます。

一方、玄米や全粒粉、蕎麦粉のような精製されていない「茶色い炭水化物」といわれます。

実は現在、白米の摂取量が多いほど、糖尿病のリスクが高くなるという研究結果があります。精白されている「白い炭水化物」は、血糖値を急激に上げるためです。実際に脳卒中や心筋梗塞などの動脈硬化による病気が起こるリスクを高める可能性があることも数多くの研究から報告されています。

今まで学校給食や家庭で当たり前に食べてきた「白米」が健康に悪いということは驚きではないでしょうか?

一方、玄米に代表される、精製されていない「茶色い炭水化物」の多くは食物繊維や栄養成分を豊富に含み、複数の研究で肥満や動脈硬化のリスクをむしろ下げると報告されています。つまり、すべての炭水化物が悪者なのではなく、どんな炭水化物を食べるかが重要になってくるのです。

まとめ

白米を食べるのは控えるのがいいということがお分かりになられたと思います。

しかし、「白米」が体に悪いことはわかったが、急にそんなこと言われても変えられないという人も多くいることでしょう。

そこで、どうしても米を食べたいという人は、白米の代わりに玄米やオートミールを食べるのはどうでしょうか?

初めのうちは違和感を覚えるかもしれませんが、慣れてくると意外とおいしく感じてきます。

白米や小麦粉などの精製された白い炭水化物は糖尿病のリスクを高める

白い炭水化物をやめて、茶色い炭水化物に置き換えていくべき

まずは無理せずに自分のできる範囲で少しずつ変えていくのがいいですね。

 

健康