健康と美容好きなら知っているオリーブオイルの効能

2022年1月18日

オリーブオイルが健康に良いということは、多くの方が一度は耳にしたことがあるかもしれません。

そんなオリーブオイルがどのように健康にいいのかをまとめましたので、ご紹介します。

健康

オリーブオイルとは?

オリーブオイルと言えば通常は生の新鮮な堀部果実から物理的な機械的処理粉砕圧搾遠心分離のみでオイルを取り出して作られるバージンオリーブオイルのことを指します。
いわゆる一番搾りといったところですが実はそれ以外にバージンオリーブオイルを作るときに排出される搾りかすを原料にもう1度遠心分離機にかけたり化学溶剤で抽出したりして作られるオイルもあり、それらはコマースオイルと4でオリーブオイルとは別のものとしてきちんと区別されています。

バージンオリーブオイルの中にはさらに細かい等級があり最高グレードがエキストラバージン次にバージンオーディナリーバージンそしてランパンテバージンと続いていきます。

エキストラバージンとバージンの違いは原料である生のオリーブ果実がどの程度新鮮かあるいは新鮮ではなく発酵してしまっていたかオリーブオイルとなってからどの程度参加されやすくなっているかなどいくつもの理化学的分析と人が実際にそのオイルを食して風味を鑑定する反応検査によって決まります。エキストラバージンとの乗れるのは全ての理化学分析基準をクリアすることはもちろん風味官能検査で味や香りに血管がひとつもないことが条件であり大変貴重なオイルです。

日本には、エキストラバージンオリーブオイルの規定がない?

一般の消費者にとってそもそもエキストラバージンとピュアオリーブオイルなどの名称自体が紛らわしくそのどちらに本当の価値があるのか極めてわかりづらくなっています。そしてさらに事態を複雑にしているのは日本にはエキストラバージン表示に関する法規制が何もないという事実です。

かろうじて jaso 日本農林規格釣られる企画でかなり緩いオリーブオイルの品質規制があることはあるのですが、エキストラバージンと表示することには何の規制もありません。入ってみればどんなひどい品質のオリーブオイルだっても日本ではラベルにエキストラバージンと書いて何のお咎めもないのです。

オリーブオイルの生産量と日本の輸入量

オリーブオイルの生産量が一番多い国はスペインです。生産量のベスト3であるスペインイタリアギリシャの順番は不変で4以下の順位は年度によって変わります。オリーブは1年ごとに豊作と不作の年が繰り返される植物特性を持っており4以下の国の順位が変動するのはこの理由も大きく影響しています。1990年に4000円程度だった日本のオリーブ輸入量は95年頃のオリーブオイルブームで急増し最大では年34000トンまで輸入量が増加しました。

その後オリーブオイルの高騰などで輸入量の減少もありましたが現在ではピーク時を超える4万トン以上が輸入されています。

世界五大健康食品の一つ

アメリカで最も有名な健康雑誌であるヘルス2006年3月24日号で世界五大健康食品が発表されました。

その内容は
1位韓国キムチ
2位大豆
3位スペインオリーブオイル
4位ギリシャヨーグルト
5位インドレンズ豆の以上5食品だったのです。

大豆製品を多くとる和食とオリーブオイルを多くとる地中海食生活は健康食の代表といって間違いないようです。
さらに和食の中にオリーブオイルを取り入れた地中海型和食はより健康度がアップした内容といえるでしょう。

オリーブオイルの効能

効能1

オリーブオイルは最強といっていいくらい良質な食品ですが実はその秘密はオリーブに含まれるオレオカンタールという成分です
この成分は一番搾りのエクストラバージンオイルに多く含まれるもの
これは炎症や発熱を起こす Cox シクロオキシゲナーゼ2の働きを抑えるので抗炎症薬としても働くのです
アルツハイマー病は脳の炎症リウマチは神経の炎症肥満も脂肪の炎症と捉えることが可能です。

これらすべての炎症に効果があるのがオリーブオイル日焼けした肌にオリーブオイルを薄く塗ると赤みが引いていきます
日焼けはわかりやすい肌の炎症ですからその炎症をオリーブオイルのオレオカンタールが沈めてくれるのです

効能2

まずはオリーブオイルに豊富に含まれるオレイン酸という脂肪酸の効果に集中して解明されていくことになりますオリーブオイルの成分のうち実に70から80%がオレイン酸であり様々な油脂の中でもオレイン酸をこれほど高い比率で含有している子は他に見られなかったからです。

研究を進めるうちにオレイン酸の素晴らしい健康機能が明らかとなり心筋梗塞動脈硬化脂質異常症などの抑制糖尿病や胃がん逆流性食道炎など発症予防や骨粗しょう症の予防機能の強化など様々な なっていきました。

そして近年ではエキストラバージンオリーブオイルに微量に含まれている抗酸化成分であるビタミン E やポリフェノール類生ロールなどの働きにも注目が集まっています単にアンチエイジングや老化防止効果などが期待されているだけでなくインフルエンザウィルスに対抗したりアルツハイマー型認知症への予防効果が認められるなど目を見張る効果効能が分かってきています。

こうした作用が副作用や過剰摂取による弊害なしに期待できるところが自然食品としてのオリーブオイルの素晴らしい部分でしょう。

アメリカの厚生労働省に相当する FDA も優れたオリーブオイルの健康機能を認めてオリーブオイル商品に1日約大さじ2杯のオリーブオイルを摂取するとそれに含まれる一価不飽和脂肪酸のために冠動脈性心疾患の発症リスクを減少できる可能性があるという機能性表示をすることを認めています。

活性酸素とは?

細胞を老化させがんや高血圧など引き起こす要因になるのが活性酸素と呼ばれるものです。
人間の体内では生きていく上で必要なエネルギーを得るためにミトコンドリアで常に酸素を使っています。
この酸素の一部が作り出すのは活性酸素です
エネルギーを使った時の燃えカスのようなものと考えて良いでしょう
活性酸素は遺伝子や細胞を傷つけます

脂肪の種類を知る

まず油は三つに分けられることを知りましょう。
市動物性の油に植物性の油さん魚の油さらに2の植物への油が三つに分かれますオメガ3系6系9系何も不飽和脂肪酸の仲間です。
現代人はオメガ69とオメガ3系のバランスが大きく崩れていると言われています。
元々は、一対一だった比率が現代では10対120対1といった割合でオメガ6が増えています。

オメガ6に含まれるのはサンフラワー油ごま油ひまわり油にし蓋鳥の油もオメガ6系を含みます
オメガ3のものは紫蘇油アマニ油青魚の油
大切なのはこの3と6のバランス6型のリノール酸はアラキドン酸に変わり炎症アレルギーがん心臓病の要因となります。
オメガ3は全く反対に働きます6系が増えすぎていませんか?
39意識的に取り入れてください。

効果的な摂取の仕方は?

オリーブオイルは調理に使うだけではなくそのまま飲む、直接肌につけるといった使い方をしてもっとオリーブオイルも力を活用していきましょう。
オリーブオイルは人間の母乳の死亡皮脂の成分に近いため体内への吸収も肌からの吸収も非常にスムーズです。
ビタミンポリフェノールが多い上70から80%がコレステロールを減らしてくれる不飽和脂肪酸であるオレイン3です小さじ一杯程度を毎日飲んでもいいでしょう。
顔や首筋て肌をはじめ全身の美容液として使うこともできます

オリーブオイルは絞り方によっ絞り方や産地によって味や香りも違いますイタリア産だけではなくポルトガル対クロアチアさんにも良質なものが多く国産なら小豆島が名産地です。
中でも一番搾りのエクストラバージンオイルはまだ熟しきらず地面に落ちる前のものを手摘みする若いオイルフレッシュな香りで不純物が少なく有効成分も豊富です。
しかもサラッとしてベタつくこともありません特に陰陽肌用には絶対のオススメです。

まとめ

いかがでしょうか?

オリーブの歴史はとても長く、古代ギリシャから続きます。

そして、製造の基本原理は古代ギリシャ時代も現在も全く変わりません。

健康,美容